温度差

Posted By on 2012年1月23日

「周りが震災について風化していく中で

自分だけがいつまでもそこに立ち止まっている。

しだいに、周りからは、浮いてくるものです。」

神戸で17年目を迎え、

そんな言葉が出る。

どんな場合でも、温度差は、ある。

子どもを亡くした親に寄り添えても

同じ温度で語ることは、できない。

それでも、

温度差を埋めるための努力をしたい。

人には、想像力という力がある。

その限界まで努力することが

僕のできることかなあ。

About The Author

Comments

2 Responses to “温度差”

  1. mari より:

    温度差。私は人権やいじめに対して熱を持っている。理由は大あり。
    一番敏感な人に基準を置くのが正しい。
    「私はそこまで感じない。」と言っても、敏感に感じている人を無視してはいけない。
    兄貴の言っていること、よくわかります。

  2. taga より:

    そう。
    人権感覚と一体の考え方だと思う。

    自ら温度差を縮めようとする感覚のない人間は、
    信用してはいけない。

    温度差は、近づかなければ、縮められない。