前向きの目標とちがうやん

Posted By on 2011年12月7日

最近、4年生もよくくっついてくる。

 

昨日も男の子が、

「だっこー。」

 

「何年生や、君は。」

「いいもん。」

 

「がんばっとるか。」

「何を」

「うーん。たとえば、授業中に立ち歩かない、とか。」

「いやだ。そんなの。」

「えっ、もうできているってことかな。」

「ちがう、ちがう。そんなマイナスの目標はいやだって言ってるの。

前向きの目標でないと。」

「・・・。」

はっとした。

何気ない会話に、真実が詰まっている。

 

「ごめん、ごめん。そうだったね。

じゃあ、前向きの目標として、持久走で一番とるとかは。」

「無理だよ、そんなの。」

 

前向きの目標を立てようと言うのは、僕がよく子どもたちに言っていたことだ。

 

まさしく、負うた子に教えられたわけだ。

 

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