サッカーじょうずだね

Posted By on 2011年12月10日

体育の時間にサッカーをしていた。

一人の、ふだんそれほど目立たない女の子が、

とてもいいタイミングでボールをクリアした。

ぽーんと蹴り飛ばした。

「おやおや、なかなかやるじゃないの。」

そう思って見ていたら、

また、ぽーんとクリアする。

偶然ではない。

お帰りの時、駅に送っていきながら、

その子に声をかけた。

「あなたは、サッカーなかなか上手だね。」

そしたら、ぱっと顔が明るくなって、語り出した。

「パパとサッカーしていて・・・。

おうちでボールを蹴っていて・・・。」

これだけ自分のことを語ることは、めったにない子どもだ。

子どものきらっとしたものを見つけたら、それを伝えてあげることだ。

そうすれば、子どもの心が開かれる。

子どもの思いが出てくる。

そのことを、再認識した。

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