さらに授業の話

Posted By on 2015年10月31日

水曜日は、尼崎で国語の研究授業。
「ごんぎつね」の読みとり。
久しぶりだ、完全な読みとり学習の研究授業は。

学習規律や学習週間のきっちりとしていたクラスだった。
先生は穏やかで、こういう基本的なことができているクラスはいいなあ。
授業そのものの質へ向かうことができるから。

でも、国語の授業はあまくない。
読みとりは、先生の説明やまとめによって成り立たせてはいけない。
常に子どもたちが文章表現へ返り、
言葉の吟味をしながら考えていくものだ。

しかし、子どもたちは「願望読み」をしてしまう。
「こうあってほしい」という願いの方向で読みを曲げてしまうということだ。
そこを文章に立ち返らせて
真の読解ができるように
教師は指導していかねばならない。

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