大笑い

Posted By on 2011年12月12日

終わりの会が始まる前に、

あちらでごじゃごじゃ。

そちらで体をぶつけ合い。

全く集中力がない。

一人の男の子は、日番が立っている教壇へやってきて

転がったり、冗談言ったり、・・・。

日番は、とても迷惑そうにしていた。

叱られる一歩手前ぐらいから、全体が動き始めて、

なんとか終わりの会がスタートした。

先ほどの男の子が手を挙げて、発言した。

「みんな、終わりの会を早く始めようとしないで、

あっちでごじゃごじゃしている人たちがいるし、

そっちでもおしゃべりしていて、はじめようとしていなかった。

こんなことでは、いけないと思います。」

日番は、複雑な顔をして、彼を見ている。

僕はおかしくなって、げらげら笑ってしまった。

「多賀先生、なんで笑っているの。」

「だって、一番はじめるのをじゃましていた人が、そんなことを言うんだもの。おかしくって。」

日番が、大きくうなずいていた。

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