『恋と禁忌の述語論理』

Posted By on 2016年2月19日

井上真偽の
とってもめんどうな本。
表紙の軟弱さに騙されてはいけない。

真偽値。充足問題。推論規則。形式的証明。
対偶。実質含意のパラドックス。自然演繹。・・・

こんな言葉は、40年前の田口先生の「論理学」の講義以来である。
これが、アラサー美女の推理小説なんだから、
おそれいる。

僕は途中の論理証明をすっ飛ばしながら読み切った。
この本をおもしろがれるのは、
僕の知っている範囲では、堀裕嗣ぐらいしかいないな、きっと。

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