ミクロとマクロ

Posted By on 2016年2月18日

教育には、常にミクロの視点とマクロの視点が存在する。
教室で日々起きていることは、
ミクロの視点で解決していくものだ。
一報、教育行政や根本的な教育哲学の在り方というものは、
マクロの視点で語られねばならない。

具体的には、
英語の授業をとりあえずどうするかというのがミクロ。
英語教育というものの在り方をグローバルな視点でとらえるのが、マクロ。

子どもに読み聞かせするのがミクロ。
読書教育について考えるのがマクロ。

というようなこと。

インクルーシブ教育も同じ。
教員の認識改革や教育システムの抜本的な改変などがマクロ。
目の前の暴れる子どもをどうしたらいいか考えるのがミクロ。
現場の教師は、マクロの視点を持ちつつも、
現場で起きていることへの対応を迫られる。
「なんとかしなければ、いけない」のだ。

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