多賀マークの教室日記

教育にかかるよしなしごとを、つれづれなるままに・・・。
「教育」というと、力の入った人か、アウトサイダー的な方かの両サイドが目立つ。
僕は、港と山にかこまれた神戸という風土で肩を張らず、妥協もせずに見つめてきた目から、今を語りたい。

言葉掛け②

Posted By on 2023年8月30日

「こんなこともわからないの?」
よく使う言葉ですが、「こんなことも…」という言葉には、相手を蔑むニュアンスが含まれています。 
「こんなことも分からないの?」って。
 子どもは分からないことで、けっこう辛い思いをしているんです。
悲しくて辛いんですよ、みんなが分かっていることを自分が分からないんだと思ったら。
その子に「こんなことも…」だなんて、ひどい言葉でしょ。
 もしも言っていたら、子どもをストロークする言葉に変えましょう。
「いいじゃないの。ちょっと休憩して気分変えてみようか」
とか
「うーん。この問題は難しいねえ。」
といった言葉に変えてみましょう。

「さっさとやりなさい。」
「早くしなさい。」
という言葉はよく使いますよね。
 親や教師など大人たちは、自分が時間に追われているから、さっさと行動しない子どもに対してイラっとして、
子どものお尻を叩くんですよ。
子ども軽視の典型的な言葉です。
 ゆっくりじっくりタイプの子どもには、ゆっくりでないと成果はあがりません。
 朝のでかけるときに用意がなかなかできずに時間が迫ってくる、言いたくなりますよね「早くしなさい」って。
だったら、手助けして一緒にやればいいんです。
時間をあせっているのは大人の方だという自覚を持たれた方がいいと思いますよ。

言葉掛け①

Posted By on 2023年8月29日

 言葉はかけるものです。
 「かける」という言葉には、覆いかぶせるようなニュアンスがあります。
「ふとんをかける」
「餡をかける」
「お湯をかける」
等、ふんわりとしていて、力や重さを感じません。
「かける」相手への思いやりが感じられます。
 言葉がけも同じで、言葉をかける相手への思いがなくては、かけられるものではありません。
どこか、そうっとかけたり、ふんわりとかけたりするような気持ちがあってこその「言葉がけ」なんです。
 言葉がけでは、かけるタイミングが重要です。
タイミングが合うと、言葉はすうっと子どもの心にしみわたるように入っていきます。

 子どもをディスカウントする言葉があります。
「今日は、がんばったね。」
の「今日は」の「は」がよくないんです。
言われた子どもの中には、「自分は普段はがんばってないと思われてるんだな」と感じる子どももいるでしょう。
褒めたつもりが、その子を否定することになってしまうんです。
 ふつうに「がんばったね」とだけ伝えればいいんですよ。
 同じような言葉に
「またやったの」
という言葉があります。
この「また」と言う言葉には、悪魔のように子どものやる気をそいでしまう響きがあるんですね。
「また・・・」と言われて、やる気の出るわけがありません。

友達プレッシャー

Posted By on 2023年8月28日

高学年から中学生にかけて、何が一番大事かとたずねたら、「友達」がトップに来るんです。
 おうちの方も友達プレッシャーをかけます。
子どもが友達と仲良くしているか、気になって仕方ないですからね。
 そして、我が子に友達がいない状態があると、心配でたまらなくなるんですよ。
 考えてみて下さい。
友達なんて、人生でそんなにたくさんいないんですよ。
小学校のときの友達で、いまだに深いつきあいのある人なんて、少数なんです。 
学校の先生も「友達を大切にしろ」と言います。
子どもにとって、「友達プレッシャーは、しんどいと思いますよ。
 思春期の子どもたちは、仲間から自分がどう見られているかが、気になって仕方ないんです。
それをピア・プレッシャーと呼びます。
昔からあったのですが、今の子どもたちは孤独に耐えれないし、辛抱ができないから、よけいにこのプレッシャーがこたえるんです。
 やってはいけないことは、みんな分かっているんです。
だのに、やめられないから、ものすごいストレスになります。
 そんな子どもたちに
「あなたは自分の信じたことをやりなさい」
「人のことは気にしないでやれ」
と言ったって、
「それができるくらいなら、苦労しないわ。」
「大人はわかってくれない」
と思うだけなんですよ。

友達づくりにあせらないこと

Posted By on 2023年8月27日

友達は必要です。
人は一人では生きていけませんから。友達がいないと思っている子どもは、あまり幸せではありません。
 学校で個人懇談していてよく聞かれることが、
「うちの子どもの友達関係はどうですか?」
ということです。
 しかし、友達づくりにあせる必要はないんです、低学年で友達がいないからといって、不安にならなくてもいい。 
まだ、友達には出会えていないんだくらいに考えた方がいいですよ。
 でも、高学年になっても友達のいない子どもは、まちがいなく学校生活がしんどくなります。
 
 低学年の子どもたちは、友情とか親友とか、そういう高度なことは理解できません。
単なる仲良しのことを「親友」だなんて言います。
 低学年で「親友」なんてあるはずがないでしょ。
 ちょっと親しくなったら「親友だ」なんて言われたら、
いきなり距離を縮めてこられるのですから、うっとおしく感じます。
 子ども同士の関係に保護者がからむとろくなことはありません。
けんかや意地悪があっても、ちょっと長い目で見た方がいいんです。
 この時期の子どもたちは、まだ傷つけられても、忘れてしまえることも多いのです。
子どもだけならですよ。

友達って、共に悪さをする仲間

Posted By on 2023年8月26日

友達と言うものは、素晴らしい付き合いをして、互いに成長し合っていけるもの…なんて思っていませんか?
そんなこと思っていたら、子どもについていけませんよ。
 友達っていうのはね、一緒にちょっと悪いことをする仲間のことなんですよ。
子どもたちをずっと見てきて、僕はそう思うんです。
 よく子どもの犯罪が発覚する度に、
「いい子は危ない」
って言うでしょ。
それはね、大人が「いい子」と呼ぶときは、その子が大人にとって「都合のいい子」のことなんです。
 僕の経験上、本当にいい子というのは、「友達にとって「いいやつ」のことなんです。
 「オレは恋人よりも、友達のことを優先する」
と豪語する仲間がいました。
 正直言うと、そういう人間は信用できませんね。
なぜなら、本当の友達ならば、仲間が恋人を優先したって、どうってことないですものね。
あとで関係の修復は可能だからです。
 友達と言うものは、少し距離があっても、友達なんです。
 我が子や家族よりも大切な友達なんていますか?
いないですよね。
家族の方が大切に決まっているじゃないですか。
 家族の大切さと、友達の大切さとは、次元が違うんですよ。

教え子に教育の先輩として接する

Posted By on 2023年7月27日

今日は、教え子が勤務する学校へ講演に。
二時間。
ときどき、「御前の時は、こうやったやんな。」
と語りながらの講演。
まあ、ウソや誇張は全く通じない。
だって、教師としての僕を子どもとして見ていた教え子が
聞いているのだから。
ある意味、怖い。
でも、反応は良かったかな。
「授業しにくるよ。」
「ぜひ、来てください。」
といって別れた。

東風の会

Posted By on 2023年7月23日

京都へ向かう電車。
今日は、合同研究会。
細々と続いている会。
関西の国語教育をリードする会だった。
招かれるわけでもなく
ただ参加する会だなんて
久し振り。
懐かしがる会ではなくて
前進するような会にしなくてはー。
45年目の参加で、そう思う。
下らない批判には
一言申そうかな。

ここ数日の本たち

Posted By on 2023年5月23日

ここ数日は推理小説ばかり
読んでいる。
読まなければいけない本が山積み。
なのに、読む気が起こらない。
「メグレ警部」のシリーズ。
「フレンチ警部」のシリーズ。
「倒錯のロンド」
「invarto 城塚翡翠」
「ストラングラ」佐藤青南
「毒樹の果実」大門剛明
「魔弾」松浪一夫
「灰色の階段」堂場瞬一
「殺戮の狂詩曲」
「こちら空港警察」中山七里
「夜の署長3」安東能明
「11文字の檻」青崎有吾

学級通信を禁止にするって?

Posted By on 2023年5月22日

学級通信を一律廃止にしている学校って
わりとあるんだよね。
一つの学級だけが目立つのは良くない。
全員が出すのは無理なんだから、出すのは止めてほしい。
これってどう考えても理論破綻していることだと思うんだけど・・・。
こういうことを口にする管理職は、
結局無能なんだと思う。
いい学校になんかなりっこない。
出したい人は出せばよいんだ。
出せない人は別のことで勝負すれば良い。
この理屈を進めていけば・・・
何人かの先生は子どもと外では遊べないんだから
全員が子どもと運動場で遊ぶことは禁止。
教科書をそのまま教えることしかできない先生がたくさんいるんだから
新しい教材を導入したり、
授業に自分なりの工夫をこらすことは禁止。
ということも言えるよね。
そうなると、個性的な指導というものは全くできなくなってしまい、
最終的には、全てAIを使ってスタサブを子どもたちが
ずうっとやっているだけで済んでしまうかもね。
先生はいらないってことだね。
だいたいこういうことを、さもまともなように言える管理職は
ほんとに、くだらない教育をしてきただけなんだろうなあ。

Ticktok始めました

Posted By on 2023年5月5日

ひと月ほど前から、
Ticktokをしています。
毎日1分間ずつ、
子育てのヒントなどを親向けに発信しています。

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で検索したら、出てきます。

毎日、1分間でいいので、
よろしければ、ご視聴ください。