普通のこどもなんていない

Posted By on 2023年11月4日

「お宅のお子さんは、ちょっと普通じゃない」
と言われたって、その地域や学校という社会の中で、マジョリティには入らないというだけなんです。
 そのうえで、ですよ。普通の子どもっていると思いますか?
 どんな子どもでも、細かく見ていくと、いろいろと変わった部分も持っているものなんです。
 ある意味、「普通の子ども」なんていないんです。
自分の子どもが普通かどうかなんて考えて思い悩むのは、ナンセンスだと思います。
 この子はどんな個性を、特質をもっているのかなという感覚で子どもを見ていくべきだと思います。

 普通というラインを勝手に大人が引いて、そのラインから子どもを見ていくから、いろんなところが足りないと感じてしまうんです。
ゼロベースで子どもを見ましょう。何かが足りないとみるのではなく、
「この子はどんなことが得意なんだろうか?」
「この子の集中するのはどんなことかな?」
と見ていくんです。
何かが足りないのではなく、何ができるかなんですよ。
 何かが足りないと思ったら、それをなんとかフォローしようと考える、これが違うんですよ。
上にラインを設定して、そこから子どもを見ないようにしましょう。

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