思春期の言葉がけ 子どもが話を聞く時

Posted By on 2023年9月21日

「子どもが言うことを聞いてくれません。どうしたら良いのでしょうか?」
よくたずねられる言葉です。
これね、言うことを聞かそうとすること自体が間違っているんです。
 大人が子供に使っている言葉を改めると、子どもは言うことを聞いてくれるようになるものです。
 例えば、「…するべきでしょ」とか「・・・して当たり前です」とかいう言葉を使っていませんか?
 こういう言葉を使われると、子どもは話が聞けなくなるんです。

「もう六年生なんだから…」
この言葉はどうでしょうか?
「もう六年生」
って言われても、できないものはできないでしょ。
六年生になったから、ちゃんとできるはずだ、なんておかしいですよね。
じゃあ、五年生ではちゃんとしなくても良かったのでしょうか?
そんなわけないですよね。
 さらに、
「女の子でしょ。」
とか
「男のくせに」
とかいう言葉。
これらは、もう使ってはいけない言葉です。
男であれ、女であれ、ダメなものはダメでしょ。
女の子だからこうするべきだというのは、今の子どもたちには通用しません。
ジェンダーの観点からも、こういう言葉は使わないようにしましょう。
 

About The Author

Comments

Comments are closed.