若気の至り
Posted By taga on 2019年2月12日
若いうちは、知らないことがたくさんあり、
しかも、そのことになかなか気づけない。
一種類の本を読んでいると、
それが全てであるように思ってしまう。
そういうものだ。
実際にいろいろな子どもたちに出会い
さまざまな家庭と接して
教育の奥深さを知っていった人は、
苦しむことは増えるけれども、謙虚になっていく。
そうやって、若者は成長していくものだ。
成長が途中で止まる人たちをたくさん見てきた。
ほとんどが、他人の言葉に耳を貸さないタイプだ。
自分の主張で相手を言い負かすことに快感を覚えてしまう人だ。
全能感は半端ない。
見えない人には目の前にあるものすら、ちゃんと見えない。
とは言っても、若者には失敗する権利がある、と僕は思っているから
そこは寛容。
でも、いい歳にもなり
大学の先生などと、それなりに地位もある人間が
そういうレベルのくだらないことを発信しているのを見ると
辟易してしまう。
その中身のないアジテーションのような言葉に乗せられた若者が
狂信者になる。
子どもをつぶし、学校で浮いていく。
害悪は計り知れない。
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