愚直になる

Posted By on 2017年7月20日

学校現場にいるのは、優れた教師ばかりではない。
たくさんの書籍を読み、
自らを高める教師ばかりではない。
セミナーにお金を使う覚悟のある教師ばかりではない。
そうしたいと思っても、子育てやさまざまな環境で
それどころではない教師もいる。
いろんな学校へ行っても、
野口先生も陰山さんも赤坂くんも知らない教師の方が多い。
でも、みんな必死でがんばっている。
目の前の子どもたちのために、一生懸命なのである。
そういう先生たちは、優れた教師になることはないかも知れない。
でも、みんなそれなりに精一杯子どものためにがんばっている。
僕は、そういう先生たちを誰も否定はしない。
公立小学校を回りながら、
少しでも役に立てればとがんばるのは
そういう思いからだ。
彼らも愚直であり、
僕も愚直にやっていく。
精一杯、準備をして、
心に届けたいと思っている。
愚直であるということは、普通のことを大切にするということだ。
普通の教師であるということは、それだけで、尊いことだと思う。

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