醜い心

Posted By on 2017年4月30日

人は心の中に醜い部分を持っている。
嫉妬、怒り、吝嗇、強欲、残虐・・・。
いくつかは、誰の心にもある。
それを認識したときに落ち込み、
地獄を感じる。
しかし、理性と徳性がそれらを抑え込んで人間になる。
醜い心のある自分も許せると、他人にも寛容になり
心は落ち着く。
そうやって人は、心を制御しながら生きていくのだ。

誰かが何か素敵なことをやり始めたとき
それにのれなかった人たちが羨望の目で見始める。
「いいなあ。」
「うらやましいなあ。」
という心ならば、人も自分も傷つかない。
しかし、
「どうせうまくいかないだろう。」
「甘い考え方だ。」
「あんな連中のすることは、ダメに決まっている。」
・・・・・
そういうことを考えたり、SNSで否定的なことを発信したりしてしまう人がいる。
その人たちは弱い人なのだが、
対象となった人たちは傷つく。
弱いからと言って、くだらない人間だからと言って、
許されるものではない。
まして、その人たちが教育者であるとしたら、
僕は
「教師を辞めろ。」
と言いたい。
子どもたちに何を教えているのだ。

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