遊ぶなら、今、四月にこそ
Posted By taga on 2017年4月19日
新任研修で必ず言うことの一つ。
「どうせ大した授業はできないんだから、
せめて子どもたちとよく遊んで仲良くなりなさい。
いざというときには、子どもとの関係がものを言います。」
遊ぶなら、忙しくて時間のとれない
この四月のスタート時期こそ。
子どもたちに
「この先生は自分たちとよく遊んでくれる。」
と、印象づけることだ。
最初のうち忙しくて遊べなかった先生に、やっと時間ができて
子どもと遊び始めても
子どもたちは「きまぐれ」とか「暇なんだな」としか
受け取らない。
四月からずっと遊んでいた先生の手が回らなくなって
遊べないときは
「先生、忙しいんだね。」
「また、遊んでね。」
という言い方をする。
四月にこそ、子どもと走り回るべきだ。
子どもは教師にとって最大の庇護者である。
教師は子どもたちを守る存在だが
実は、子どもたちに護られる立場でもある。
保護者のクレーム、
管理職や同僚からのハラスメント、
「もう学校に行きたくない」と思うことだってある。
そんなときに、子どもたちの存在が
教師を学校へ引き寄せる。
子どもたちが助けてくれる。
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