子どもは見ている

Posted By on 2017年2月26日

4年生に6時間入っただけで
改めて考えることがたくさんあった。

一日目、女子はほとんど挙手しなかった。
誰がいようと関係ないタイプの女の子だけが発表した。
ところが、二日目になると、
たくさんの女子が初めから挙手してくる。
正直、驚いた。
なぜかなあと考えた。
4年生も後少しのこの時期に来たら、
多くの女子は思春期に入ってくる。
だから、用心深く僕の様子を見ていたのだろう。
「ときどき後ろで教室を見ている、先生の先生(子どもたちにはそう説明されている)だけど、
どんな授業をするのだろうか。」
「この先生は自分たちの言葉をどう受け止めるのか。」
「この先生は、どこを見ているのか」
そういうことを見極めようとしていたのだろう、
僕の一挙手一投足を注視して。
そして、何かを判断して手を挙げようという気持ちになったのだろう。
わずか一日で見切るということだ。

ときどききちんと授業に入ることは必要だなあと思った。

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