インクルーシブ保育
Posted By taga on 2016年6月21日
NHKの『プロフェッショナル』の「インクルーシブ保育」を
録画して見た。
異年齢、障害、病気の子どもたちを一緒に保育する。
そのことによって、子どもが成長していく姿を追っていた。
見応えがあり、心に響くものであった。
しかし、これを見て、
「やっぱり、全ての子どもたちを一緒に教育していくことが
どの子にとっても大事だ。」
というような安易な結論を導いてはいけない。
あの保育が成り立つのは、
園長の圧倒的な「力」によるものが大きい。
なかなかあそこまでの方は、いらっしゃらない。
子どもをきちんと見取る技術だと言っていいと思う。
教師も同じで、
子どもを見取る技術を磨いていかなければ、
どんな教育もレベルの低いものにしかならない。
ネタや方法で子どもたちを育てようという発想でいる限り、
子どもを見取る技術は身に付いていかないだろう。
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