「また・・・」は、どうしていけないのか

Posted By on 2011年9月30日

プリントを配るときに

「また・・・」

と言って叱られた子どもの話をしたが、

子どもたちみんなに、どうして「また・・・」がいけないのかという話をした。

「君たち、おうちでお母さんに何かを頼まれたときに、『またあ。』と言ってごらん。お母さんは、どうするかな。」
ここで、僕の予想に反して、意見が二つに分かれた。
「おこる。」

「どつかれる。(これはおそらく誇張。顔が笑ってるもんね)」

という子どもたちと、

「ぜんぜんおこらないよ。」

という子どもたちに分かれた。後者は少数だったけれど。

「ではさ、校長先生に何か頼まれたときに、『またあ・・・。』と言ったら、どうなりますか。」

「しつれい―。」

「だよねえ。」
「会社で仕事するようになって、社長さんから仕事を頼まれたときに

『また・・・』

って言ったら、どうかなあ。」
「くびになる。」

「どなりつけられる」

「まあ、そこまでは分からないけど、会社にいられなくなるかも知れないね。」

というような話をしながら、「また・・・。」という言い方が、失礼だと言うことを伝えていった。

最近、クラスの子どもたちとのコミュニケーションがよくなってきたように感じる。僕らしいクラスになってきたかな。何よりも、聞くべきときは聞くことができるようになってきている。

一学期の積み重ねがようやく生きて働き出したのかも知れない。

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