教師不足
Posted By taga on 2015年11月22日
ある学校で、保護者に学校通信が配られた。
そこには、2つの学年で先生が病休で
代わりの先生が見つからないので困っていると書いていた。
教頭先生や他の先生が交代で入っているから
いろいろとご迷惑をおかけします、と。
委員会にも頼んでいるが、なかなか見つかりません、と。
これが、今の学校現場の実情だ。
先生の休職が多くて
代わりが見つからない。
たとえば、うちの家内は今、教員資格を失っている。
剥奪されたのではなく、
講習をうけていないから、失効した。
そんな人はたくさんいる。
改めて講習を受けている時間もないし、何よりも費用がかかるから
切迫した理由がないと失効したままなのだ。
だから、急に現場にかけつけられる先生の絶対数も減っているのだ。
今や、途中から講師の確保ができない時代なのだ。
なんでそのことを問題にしないで
資格が失効した教師が教壇に立っていることばかり責めるのか。
法律違反は分かっているが
なぜそんなことが起こるのかという実態をきちんと見るべきだ。
だとしても無資格(無免許)者が教員として教壇に立つことは、絶対、許されることではありませんよ。