研究授業に意味がないだって?!

Posted By on 2015年9月5日

有名な先生が
「1時間の公開授業、1時間の飛び込み授業から学んだり、評価されたりする時代は終焉を迎えつつあるのだと思う。」
ということをおっしゃっていた。
どういう点で言っているのかは、
根拠を明らかにしないため、分からない。
ある程度有名な方がこのようなことを軽く口にすると、
よく分からない若手がそれにかぶさってくる。

こういうことを口にされるということは、ご自分は決して公開授業や飛び込み授業には参加せず、
違う形のことしかしないという覚悟があるのだと
思っている。
先進的な授業をして、多くの信頼を集める優れた方だから、
そこは、きっとそうされるのだろう。
しかし、若手はどうなのか。
現場でその意識でやっていけるのか。

多くの学校で、授業公開、研究授業をしている。
しなければならなくてやっている場合もあるし、
自ら進んで取り組む場合もある。
でも、現場では、1時間の授業公開のためにいつもとは違う努力をする。
そのことによって、自分が深まることは多い。
研究会の形によっては、参加者全員にとっての学びになることは、確かにある。
簡単に「時代は終わった」などと言えるものではない。

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