教育書以外の読書

Posted By on 2015年5月16日

石川晋さんに、東京で、
「『読書術』の原稿、書けたの?」
と聞いたら、書きすぎて減らすのに困っているという原稿を見せてもらえた。

そこから、本を読むという話に入っていって、
教育書以外の本をたくさん読んできた、
という話になった。

こういう話をできる人は、数少ない。
堀さんや福山さん等、ごくわずかだ。
教育書以外の読書の豊富さは、言葉の使い方に現れるので、
話を聞いていると、分かってしまう。
文学のレトリックを端々に使っているのだ。

「赤ずきんって言った時に、庄司薫が出てくるかだなあ。」
「やさしいサヨクって言う言葉をレトリックで使ってるのに・・・」
こういうことは、マニアックだから、いばることでもないのだが、
僕らがその読書のために使ってきた時間は、
決して無駄ではないと考えている。

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