『静おばあちゃんにおまかせ』

Posted By on 2015年4月6日

『静おばあちゃんにおまかせ』は、
中山 七里の短編集だが、
一冊で、一つの物語をなしている。

こういうのは、クリスティのミス・マープルのような
現場へ行かない探偵の話とおもうのだが、
そうでもない。
三人の登場人物の役割がそれぞれに必要なものになっていて、
おもしろい。

しかし、お決まりの恋愛話の部分は、ちょっと安直だ。
もう少しひねってもいいんじゃないかなと・・・。

最後のどんでん返しは、
さすがだなと思わされる。

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