池田修研究室の貼り紙から思ったこと

Posted By on 2015年2月1日

橘大学の池田修さんの研究室の入口に
学生に対して、厳しい言葉が書いてあった。
写真に撮るのはいけないかなと遠慮したので、正確には覚えていない。
しかし、はっきりと指導言が記されていた。
髪の毛や香水、煙草の匂いをさせているものは入室するなとか、
部屋への入り方の一連の所作、
所属、何回生、氏名、用件・・・。
こういうようにしなさいと、短く書いてあった。
見ていて、とてもうれしくなった。

社会に送り出す出口の教師として、
社会人として通じる姿勢も同時に教えているんだなと感じる。

要するに、「躾」である。
躾を否定する教師もいるが、
躾とは「身を美しくすること」なのである。
社会に出てから自分で崩していくのは本人の自由だし、
それはそれで意味のあることではあるだろう。

でも、それは、躾を身に付けた上で崩すから、格好いいんだ。
身に付けられなかったから、身に付けた人を批判することを
「引かれ者の小唄」と言う。

About The Author

Comments

Comments are closed.