櫻子さんの足下には死体が埋まっている

Posted By on 2014年5月21日

ときどき、軽い本にはまる。

この本は、カバーが軟弱でいやなんだけど、

それでも、4巻まで読んじゃった。

 

最近のこの手の小説によくあるキャラクターがたくさん出てくる。

愕然とするようなおもしろさはないんだけど、

なんとなく、読んでしまう。

 

一つは、ここ数年、北海道へ行くことが増えて、

北海道という所にいろいろと惹かれているからだと思う。

作者は旭川出身で、この本には、北海道のローカルな話が、

どこまで本当か分からないけれども出てくる。

それが、妙に興味深い。

 

犯人を見つけてつかまえるというパターンではないところが、いい。

けっこうリアルで残酷なこともさらっと表現しながら、

終わり方が、僕好みだな。

 

この本では「残念」という言葉がなかなか効果的。

「残念な教師」って、本を書きたくなる。

顰蹙買うから、書かないけれど。

 

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