マニュアル敬語 その2

Posted By on 2014年5月18日

一昨日、マニュアル敬語についての

2005年の論考を書いた。

それから、10年近く立って、どうだろう。

違和感というものは不思議なもので、

ずっと使われているうちに、感じなくなっていないだろうか。

 

言葉には流動性があり、言葉の変化していく文化は、進んでいるものだと言われる。

よく言う例だが、

今どき、平安時代のやんごとなき言葉を使う人は、いない、

「いとおかし」

は、「何が可笑しいのかな」と、思われてしまう。

「よきにはからえ。」

は、ギャグとして使われてしまう。

 

その一方で一斉を風靡しても、消えていく言葉もある。

「チョベリバ」と、今どきの女子高生に言っても、

怪訝な顔をされるだろう。

 

結局、最後には、言葉はマジョリティをとったら、

「あり」なんだよね。

 

About The Author

Comments

Comments are closed.