きょうの一冊 【50】

Posted By on 2014年6月16日

 

「おれはなにわのライオンや」

文 さねとうあきら

絵 長谷川 知子

「かわいそうなぞう」は、みなさんよく知っているのではありませんか。

これは、その関西版とでもいうべき絵本です。

 

「せんそうちゅう、おおさかの どうぶつえんに はらぺこやけど ごっつうきばった ライオンが おった」

という見出しの言葉から始まります。

ライオンは、戦争で役に立ちたいときばっていました。

はらぺこやけど、きばっていました。

でも、人間のためにパレードしたチンパンジーたちは、撃ち殺されます。

とうとうライオンにも、最期のときがおとずれます。

飼育係のげんさんがくれた上等の牛肉を、

「力をつけておくにのために戦えということや」

と、やる気満々で食べたライオンの檻から・・・。

 

1年生には少し難しいですが、

戦争の話もしながら、読み聞かせたいですね。

 

 

 

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