ちょっと前のことだけど

Posted By on 2014年5月11日

自分の子どもの入学式に出席して、

自分の担任の子どもたちの入学式に出なかった教師の話。

僕は、黙っていた。

落ち着いてから、考えたかったから。

 

事情というものが、誰にでもある。

担任の子どもたちに迷惑をかけてでもわが子の高校の入学式に出たいと思った

その思いは、他人には、分からない。

いじめられていたわが子だったかも知れない。

複雑な事情を抱えて

やっとの思いでの高校進学かも知れない。

せめて、そっと見ているということができなかったのだろうか。

そう思う。

 

ただ、僕が私学の新任研の最初に言ったことは、

「私学では、これはダメなんですよ。」

ということだ。

私学の厳しさは、そこにある。


 


 

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