震災後、哀しい思い出を消すのかどうかということ

Posted By on 2014年4月22日

東北の震災で悲惨なことになった大川小学校の卒業生が

声をあげている。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/12/okawa-sho-graduates_n_5140512.html?utm_hp_ref=fb&src=sp&comm_ref=false

 

僕は、そこに暮らしていた人間ではないから、

残すべきだとか、取り壊すべきだとかいう立場には、ない。

 

ただ、このニュースで感じることがある。

阪神大震災から20年近く立ってきて、

記憶が被災地でも風化していっている現状から、

もう少し何か残っていても良かったのではないかと思うときがある。

 

建物というものは、大きな物だ。

存在がある。

阪神大震災の後、

大好きな街がぼろぼろになって、

見慣れた建物が崩れているのを見たときのショックは、いまだに忘れられない。

新神戸から住吉まで歩きながら、

ぽろぽろ泣いたことが、今でも思い起こされる。

 

それだけのことと言えば、それまでなんだけど。

 

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