新年度のスタート ②

Posted By on 2014年4月13日

学級開きの3日間というのは、

いわば、漫才のつかみや落語のまくらみたいなもので、

それで何もかもがうまくいくはずはない。

 

講演で、最初に聴衆をつかむことで

後の話がスムースにいくのと一緒。

つかみは、中身ではない。

 

ここからの一週間は、

けっこうがまんの時期でもある。

子どもたちの悪い点が目に付きながらも

良いところを見つけ出して記録していかねばならない。

記録は、後からの武器に変わっていく。

 

ルールを徹底させなければならない。

子どもも油断してきて、先生も慣れてきて

ルールがアバウトになりやすい。

でも、ここで粘ってルールを確実なものにしないといけない。

 

子どもたちとどれだけつきあっているか。

今、それをしておかないと、いけない。

「この先生自分たちと一緒にいてくれる」

「一緒にあそんでくれる」

という思いが大切。

 

そうすると、後で疲れて休んでいても、

「先生は今は、疲れてるね」

と思ってくれるし、

「先生、遊んでよ。」

と、声をかけて重い腰を動かしてくれる。

 

ところが、今、休んでいる教師が、

途中から遊び初めても、

なかなかそうはならない。

最初の関係が、インプレッションが、大事だということだ。

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