研究授業は断崖である

Posted By on 2013年9月1日

研究授業を嫌がる先生がいる。

確かに、日常の授業や学校生活を脅かしてしまう側面がある。

そのために時間は間違いなくとられてしまう。

失敗したら何を言われるか分からないし、

自分の評価をされてしまうことはこわいことである。

 

だから何だって言うんだ。

平板な道だけを歩いていても、

人は決して成長しない。

断崖を目の前にしたとき、

初めて緊張し、どう克服するかを考えて、

力を入れて超えようとする。

それが人を成長させる。

研究授業は、そういう断崖だと思うべきだ。

 

傷だらけになって断崖を越えきった人間は

新しい世界を見ることができる。

 

研究授業は、そういうチャンスだ。

子どもたちも、それをきっかけにして大きく変わる事がある。

 

僕はずっとそう思ってきた。

いつも傷だらけになったけれども・・・。

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