一年生の音読では

Posted By on 2013年5月29日

私学の研修大会で

一年生の授業を参観した。

順番に一文ずつ音読していたとき、

一人の子どもが読みづまった。

もう一度読み直すとき、

指でなぞったら、読むことができた。

さらに、一斉読みではすらすらと読んでいた。

 

ここに、一年生の音読で気をつけることが含まれている。

一年生では、指でのなぞり読みが必要だ。

よく暗唱させて悦に入っている教師がいるが、

暗唱は音読ではない。

識字をしない。

行替えもしないから、眼球運動のトレーニングにならない。

だから、めんどうでも、必ず入門期には、指でなぞらせる。

 

そして、一斉で読むと、

たどたどしくしか音読できない子どもも、すらすらと読めてしまうことがある。

だから、斉読は必要なのだ。

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