「五月病」へのてだて

Posted By on 2013年4月27日

☆ 連休明けが一つのポイント

※ 連休の最後の日には「明日から学校だ」という心の準備の仕方をアドバイスしよう。

学級通信などで、おうちの方に伝えれば良い。

「サザエさん症候群」と言われるものがある。

日曜の夜にサザエさんが終わるころには、

「明日からまた一週間が始まる」という気持ちで、

ブルーになりやすい。

 

ゴールデンウィークの最終日には、

それのもっと強烈な思いがかぶさってくる。

「学校へ行きたくない病」になっても、

不思議ではない。

ぎりぎりまで外出して遊ぶのではなく、

連休の最後の日には家族で家にいて、

ゆっくりするようにアドバイスしよう。

 

※ 学校へ子どもたちが帰ってきたら、

以前と同じペースで淡々と学級の日々のことを進めよう。

何か新しいものを持ち込まない方が良い。

連休前と同じ生活リズムになるように努めると、

子どもも「この学級に帰ってきたなあ」という気持ちになりやすい。

まるでゴールデンウィークなど、なかったかのように進めよう。

 

※ 生活ミニチェック

子どもの心の乱れは、個々の生活の乱れから始まることが多い。

子どもの心をとらえることも大事だが、

連休で乱れた生活を立て直すことも重要である。

起床、洗面、歯磨き、朝食、排便、就寝、家庭学習、読書等のミニチェックの表を作って、

子どもたちに自分で生活を振り返らせると、良い。

 

☆ 教師も「五月病」に注意!

教師自身も、スタートからがんばってきて、

この時期にふっと力がぬけてしまうことがある。

また、中だるみというものが生じてくることも、あるだろう。

ゆっくり休むことも大事だが、

連休中に、セミナーへ行って元気をもらったり、

一つの単元の教材研究を少し深めたりして、自分の中身を太らせよう。

 

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