体罰アンケート

Posted By on 2013年3月13日

体罰のアンケートがいろんな形で実施されている。

子どもに書かせてから、

◆ 管理職が封を開ける

◆ 教育委員会が封を開ける

◆ 封もせずに、むき出しで担任に提出する

◆ 結果をオープンにしてそのまま子どもたちに提示する

等、さまざま゛ある。

 

それぞれで、この問題に対する認識が分かる。

 

僕は、アンケートにそれほど意味は感じない。

アンケートでないと出てこない程度のことは、

担任で見つけられるくらいのことが多い。

アンケートがないと、

子どもがどんな気持ちでいるか分からないようでは、

学校が機能しているとは、思わない。

 

いじめとは、違う。

体罰の当事者は、教師自身なのだから。

 

アンケートによって、かえって見えなくなるものもある。

手を出さずにルックスと言葉で恫喝している教師もいる。

「もうええかげんにせえよ」

と、ノリでポンと叩く教師もいる。

 

僕なんか、後ろから先生にイタズラしてくる悪ガキたちに

「後ろ蹴り!」とか言って、やっていた。

これをアンケートにすると、

「先生に蹴られたことがありますか」

に、◎がつくのだろうか。

 

本当に意味のあるアンケートの取り方と活用の仕方を

どこまで真剣に議論しているのだろうか。

免罪符にしては、子どもたちは救えない。

 

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