小林豊さんの話
Posted By taga on 2012年12月12日
「世界一美しいぼくの村」
教科書にも載ってしまったが、
本当に美しいアフガニスタンを描いている絵本。
作者の小林豊さんは、
実際になんどもアフガニスタンへ行っている。
戦争でぼろぼろになる前の美しいアフガニスタン、
豊かなアフガニスタンを知っていらっしゃる。
「豊かさ」とはなんだろうか。
印象的なお話をうかがった。
電気スタンドをプレゼントしたとする。
便利で喜ばれるように思うが、
そうではない。
電球を替えるためには、都会へ出て、
マーケットへ行き、お金を出して買わなければならない。
電気そのものすら、発電機を使わなければならない。
ない方が、生活は楽になる。
電気スタンドを使わなくても、
暗くなれば眠ればよい。
朝、早く起きればいいのだから。
シンプルライフでは、
豊かさの意味がちがう。
こんばんは。
アフガニスタンの絵本、わたしも持っています。
あまり絵本は持ってないのですが、独身の時に
小淵沢の小さな美術館でたまたま目にして何だか気に入って
けちなわたしが買いました。
そうですね、素朴だけど本当に美しいものが描かれてあります。
あの辺りは、争いが絶えませんが訪れたい場所です。
人に話すと驚かれますがね。
最近は教科書にのっているのですね。
教科書にのってしまったといういいまわしが多賀先生らしくて
わたしの笑いのつぼでした。
ちなみに、わたしはサーカスがやって来たが好きです。
日本人の多くは、
アフガニスタンが美しい豊かな國であったというのが、
分かっていないんですね。
教科書に載ってしまうと、なんかつまんないんですよね。
本を紹介するときに、
「こんなおもしろいのが、あるんですよー。」
というのが、結構快感なもので。