カインズ・コンプレックス

Posted By on 2012年11月29日

親塾⑭でした話の一部を紹介する。

いろんな考え方があるけれども、

僕は、主に兄弟の型を6つに分類した考え方に立つ。

 

① 兄型

② 姉型

③ 弟型

④ 妹型

⑤ 中間子型

⑥ 一人っ子型

の6つである。

 

兄型で語ったことは、男兄弟の長子の方は、

「カインズ・コンプレックス」を持ちやすいということである。

アダムとイブの息子達カインとアベルの物語は、

人類普遍の課題を語っているように思われる。

 

弟へのコンプレックスで命まで奪って追放されたカインの子孫が人類だという物語は、

兄が弟に対して、そういうような嫉妬の気持ちをもちやすいということを表している。

多くの長男は、そのコンプレックスを押し殺して親の愛を得ようとするため、

「いい子」になりやすいのである。

石原慎太郎さんも語っている。

石原慎太郎がいい子かどうかは別にして、

自分の著書の中で、弟石原裕次郎の、

自分よりもずっと輝いてしまった姿に嫉妬したと書いている。

考えられないでしょう、あの石原さんが、だよ。

 

他の典型的な長男は、小泉孝太郎。

 

 

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