五つの体質

Posted By on 2011年7月27日

鍼灸の話の続き。

僕の体質は「肺経」だと書いた。

体質は全部で五つある。

腎経、脾(胃)経、肝経、胆経、だったかな。

それぞれに色があって、根拠もある。

たとえば、腎経は、黒である。

脾(胃)経は黄色。

さて、この体質によって、症状を診断するとは、どういうことか。

たとえば、肺経の人が小用に何度も行っても、それほど大きな問題ではない。

でも、本来何度も小用へは行かない体質の人が、繰り返し行くようになったら、

どこか具合が悪いのだと考える。

漢方では、虚と実という考え方もある。

脈で言うと、激しく強いのは、実している。

弱くて沈んだ感じは虚していると考える。

ある体質だと虚していないといけないところが、実していると、

「おかしい」と考える。

そのときの治療は、実を虚に変えるための治療である。

アル意味、人体の自然の摂理にかなっている。

東洋医学はバカにできない。

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