親塾№12から
Posted By taga on 2012年10月25日
今回は、ユーチューブ等でアップしないので、
少し内容を示したい。
◆ 今日は、「夢」の話です。
今の世相が、夢への入り口を狭めているような気がします。
まったく機能しない国会と自分のことしか考えない政治家たち。
外国との関係のもつれ。経済の逼迫感。
そして、何よりも、日々、報道にのぼる「いじめ自殺」と呼ばれるものの数々・・・。
尼崎の事件は食事時は止めてほしいと思うのは、僕だけではないと思います。
明るくない。
こんな風にばかりあたっていたら、気分が悪くなります。
こういうときに夢は描きにくいですね。
なんかちっぽけなしょぼいことしか考えられなくなります。
今日は、心を一度開放的にして、夢ということについて、改めて考えてみましょう。
◆ まず、夢って、なんでしょう。
・ Dream と Hope は、同じようなニュアンスをもった言葉です。
キング牧師は、言いました。
I have a dream that one day on the red hills of Georgia,
the sons of former slaves and the sons of former slave owners
will be able to sit down together at the table of brotherhood.
私には夢がある。いつの日かジョージアの赤土の丘の上で、かつての奴隷の子孫たちとかつての奴隷所有者の子孫が同胞として同じテーブルにつくことができるという夢です。
I have a dream that my four little children will one day live in a nation
where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.
私には夢がある。私の四人の幼い子ども達が、いつの日か肌の色ではなく人格そのものによって評価される国に住めるようになるという夢です。
I have a dream today I have a dream today.
今日、私には夢がある! 私には今日、夢がある!
This is our hope.
これが我々の希望なのだ。
夢には、こんなに激しく切実な命がけの夢もあるんですね。
この夢は、迫力のあるゆめですが、Dream とHopeと、二つの言葉を使っています。
つまり、「夢」は「希望」と置き換えても意味は通りますよね。
夢って、希望や願望。つまり、「願い」でもあるんですね。
・ 人はみな、夢を持っています。
「宇宙飛行士になりたい。」「イラストレーターになりたい。」「アーティストになりたい。」
「オリンピックに出たい。」「Jリーガーになりたい」「ママと結婚したい・・・。」
だいたい、こういうときの夢というのは、「○○になりたい」ということか、「○○がしたい」ということなんです。
鳥のように空を飛びたいというのは、人類の長年の夢でした。
レオナルド・ダ・ビンチだって、飛行機の設計図を描いていました。
その夢を、今、人類はいろんな形でなしとげてしまっていますよね。
「○○になりたい」というのは、あこがれの気持ちなんです。
だから、お父さんの仕事を継ぎたくないという場合は、
お父さんの仕事にあこがれていないということと、
もっと他にあこがれるものが見つかってしまった、ということなんです。
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