国語の質問に答える ②

Posted By on 2012年9月20日

音読についての問いにいくつか答える。

Q1.中学生の国語の勉強にも音読は必要ですか。

 

A.自分で体験すると、実感としてよく分かりますが

分かりにくい文章を音読や書写すると分かることがあります。

難解な算数の文章題でも、音読すると「はっ」と分かるときがあります。

 

Q2.低学年です。

音読を嫌がり、黙読をしたがります。

どうやって音読をするようにもっていけばいいでしょうか。

 

A.何もかも子どもの意志を尊重していては、力はつけられません。

音読することがどれほど必要かということはちゃんと話してあげて、その上で、

「音読しなさい」ということも大切です。

未読の文章が読み切れているかどうか、

音読を聞けば明白です。

 

Q3.音読が良いのは分かりました。

毎日のように出る音読。同じ文章をそんなに何十回も読んだ方がいいのでしょうか。

「あきる」ということはないのでしょうか。

 

A.あきますよ。だれます。

ただ目的もなく同じ文章を何度も音読することに、

僕はそれほど意義を感じていません。

一回ずつ、音読のめあて、

たとえば、

「今日は「 」をどう読むか考えて読もう。」

とか、ですね。

でも、僕は、いろいろな未読の文章をすらすらと読めるまで音読することができたら、

いつまでも同じ文章を何度も音読することには、懐疑的です。

 

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