いじめの話 その3

Posted By on 2012年9月3日

保護者に対する対応の仕方について、

以前、まとめたものを話した。

これは、僕が全部考えたものではない。

いろんなところが出しているものを基にして、

少しつけくわえたものである。

 

◆ 保護者から訴えがあったときの対応の仕方について

●         保護者との話は、できる限り口を挟まず、じっくりと腰を据えて話を聴く。

●         即、対応。24時間以内。但し、対応とは、すぐに手を出すことではない。

●         安易な激励はかえって逆効果。

●         いじめが解決するまで、絶対に守ってあげるという強い決意を伝える。

●         基本的に本人の了解なしには動かないこと、秘密は守ることを伝える。

●         教師に何を望むかを確かめながら、どうしたらよいか一緒に考える。

●         特に保護者からの訴えに対しては、複数の教師で対応する。

 

保護者から電話がかかってきたら、

若い先生はとっさにうまく対応ができない。

あせるし、かまえるし、

まして、内容がいじめに関したものであるとすれば

よけいに「いらない一言」を出してしまう。

とりあえず、次の日にいつ電話するかを伝えて

それまでにきちんと確かめる。

そして、学年や複数の教師とも相談して

子どもたちにどのように話を聞くか考えて

次の日に確かめる。

分かったこと、分からないことを

約束の時刻に連絡して伝え、

今後、どのように見ていくか、次はいつ連絡をするか等を伝えていく。

場合によっては、来て頂いて話をする。

そんなふうにされたら、どうですか。

という話をした。

 

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