「私たちを信頼してください」という言葉の無意味さ
Posted By taga on 2012年7月23日
全国で、
先生達が、子どもの前で
いじめ問題について話をしている。
どういう言葉を発するのかは、個々の教育観によっている。
一番意味のない言葉は、
「私を信頼してくれ。」
という言葉だ。
そんなこと言っても言わなくても、
信頼している先生には、話せるし、
信頼できない先生には、絶対に話せない。
そういう言葉を発する先生を
逆に信用できなくなっていかないだろうか。
「信頼できると思ったら、なんでも話してくれ」
と、言うべきだ。
ふだんから
「この学校、この教室には、いじめはありません。けんかぐらいしか、ありません。」
等と言っている教師達が、突然、
「信頼してくれ。いじめがあったら、言えよ。」
なんて言っても、信じられるはずがない。
教師に全ての責任を持っていこうとする風潮には、与しない。
「教師の本気がためされている」
なんてマスコミの言葉にも、うなずけない。
しかし、今、突然「信頼しろ」と言い出した教師と
ふだんから子どもたちが信頼している教師との違いは
はっきりと出るだろう。
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