教師塾ーー子どもの見方の話

Posted By on 2012年5月16日

教師塾の第2回目。

今日も、遠くから来て下さったみなさんのため、

時間を無駄なくできたと思っている。

 

前回のリクエストにお応えして

子どもの見方について、僕なりにまとめた。

レジュメの項目だけを示す。

 

◎ 子どもの見方

※ 子どもの見方には、教師の哲学が深く関わっている。

※ それぞれの教師が、各自の子どもの見方を確立していくべきである。

 

◆ 多賀流 「子どもの見方 7 」

1. 汽車の窓から手を握り、送ってくれた人よりも、ホームの陰で泣いていた・・・

くっついてくる子ども、声をかけてくる子どもだけが、先生に求めているのではない。

 

2. 子どもたちの視線は、何かを物語る。

視線には、目の高さも頭に入れておくこと

 

3. 友だちの評価は、その子の何かを示している。

気づかせてもらったことが、何度もある。

ほかの子どもたちの目を、教師の目にすること

 

4. 字が変わったら、子どもも変わってきている。

左上がりの字は、要注意。

 

5. 子どもは、本当に笑っているのか。

見かけは笑っていても、目が笑っていない時がある。

本物の笑いを見分けること。

 

6. 悪い言葉をそのまま受け取らないこと。

教師の気を引きたいから、悪口、軽口をたたくことがある。

人間の本質・・・「きらいきらいも、好きのうち」

 

7.動きをよく見ると、いろいろ分かってくる。

 

次回は、「保護者との関係」についてというリクエストに応える。

次回は6月2日。

 

 

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