教え子に頼まれたら何でも伝えるか

Posted By on 2012年5月2日

教え子というのは、

特別な存在で、

自分の子供に準じる。

 

亀岡の事件で

教え子に頼まれて被害者の個人情報を伝えた教頭。

 

やったことは良くないが、

気持ちは分からないでもない。

でも、彼には、自分のキャリアも立ち場も家族の生活も

全て投げ打っていいという覚悟があったのだろうか。

どんな非難にさらされてもいいという

覚悟があったのか。

 

それだけの覚悟があっても

やってはいけないことではあるが、

覚悟があるなら、気持ちだけは理解したい。

 

ただし、ここで欠けていたのは、

被害者側の気持ちに対する思いである。

法律やルールが問題なのではない。

 

僕なら、

そのことを教え子に話して、説得する。

「いつか伝わるようにすればいい。

今は、待ちなさい。」

と、教える。

 

教え子なんだから。

 

 

 

 

 

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