有栖川有栖
Posted By taga on 2012年4月26日
僕は、けっこう推理小説ファンで、
一通りは読んでいる。
有栖川有栖の作品は、かなり読んでいる。
ここ数日は、短編の文庫を2冊。
「火村英生に捧げる犯罪」。
火村英生は、この作家の探偵。
犯罪心理学者として大学で教えながら、
警察の捜査に協力している、というパターン。
ホームズ役である。
ワトソン役として、
有栖川有栖という推理小説の作家が登場する。
この二人のやり取りが、おもしろい。
関西弁だから。
このユーモアが、殺人などの残酷生を和らげてくれる。
会話の多い小説でもある。
舞台も関西なので、
岡本駅であったり、本山駅であったり、
京都や大阪の地元が登場するところも、
楽しさの一つ。
もう一冊は、
「壁ぬけ男のナゾ」。
これは、この二人の話ではない。
二人が活躍する長編も、おもしろい。
「マレー鉄道のナゾ」とか「ダリの繭」とかね。
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