「教室ファシリテーション10のアイデア100のステップ」

Posted By on 2012年4月18日

8月7日に神戸の達人セミナーにお招きする、堀裕嗣さんの著書である。

 

堀さんは中学の教師だけれども、

小学校の教育にそのまま持ち込める内容である。

もちろん、全教科を担任し、日常の生活をほとんど共にする小学校教師とは

少し違う部分もある。

しかし、そんなことはたいしたことではない。

 

どんな本を読んでも、

教室に取り入れるときに、

教師の個性や学校の事情、学年の特性によって

変えるべきものだから。

 

さて、堀さんは、この本の冒頭でご自分の失敗から

語っておられる。

 

最高のクラスができたと思ったのに、そうではなかった。

 

並の教師の言えることではない。

 

自分の受け持っているときに最高で

次の学年にあがってダメになったら、

二流の教師は、その上級学年の教師たちを非難する。

そこを自分に返して、「学級経営が失敗だった」と言い切る

潔さと賢さに感服する。

 

堀さんの主張の特徴は、

「小さな単位」から始めることだと思う。

そこは、僕の考えと共通している。

 

8月7日、達人セミナーを楽しみにしてほしい。

本もおもしろいが、

出会ったら、もっとおもしろい。

 

 

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Comments

2 Responses to “「教室ファシリテーション10のアイデア100のステップ」”

  1. ロバ より:

    多賀先生。ご無沙汰しております。
    14日、参加出来なくて申し訳ありません。
    現在、必死に子どもと戦っております(笑)
    可能性「しか」感じない子どもたちで、一年間楽しくなりそうです。

  2. taga より:

    春先は、みんな必死です。
    それでいい。
    僕はのんびりしていて、これでいいんだろうかと、思ってしまいます。