学校現場の調査項目

Posted By on 2012年4月8日

文科省が学校現場のさまざまな調査業務の実態の「調査」にのりだすことになったと言う。

 

方向性としては、当然である。

 

教師がくだらない調査(と言ったら叱られるかな。)を強いられる数は、多い。

しかも、ほとんどきちんとした調査にはならない。

例えば、いじめの実態調査、これはしなくてはいけないものだと、僕は思っているが、その調査の仕方に問題がある。

いじめが多すぎると、校長が何を言われるか分からない。だから、意識的に減らした数にする学校もある。

全く0も嘘臭いから、無難な項目にチェックを入れる場合もあるだろう。

現場とは、そんなものである。

校内の施設の安全性のチェックも、研修を一人二人が受けただけで学校の施設を全てチェックできるはずがない。

そんなことを教師にさせることが間違っている。

そんな暇があれば、文集を書いたり教材研究をしたりする時間に使うほうが、よほどいい。

 

教師が責任を持つべきところは、そういう調査とは違うところにある。

 

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