研究授業

Posted By on 2012年2月23日

伊丹の小学校の研究授業。

 

子どもとのコミュニケーションのよくとれている授業だった。

ふだんの研究授業だと、

子どもとのコミュニケーションとか子どもがみんな発言していた等というのは、

授業が良くなかったときに使われる。

 

しかし、この学校の研究の方向が、

「聴き合うクラスをつくる」ことなのだから、

子どもたちと先生のコミュニケーションは、めあての一つになる。

 

静かに語る先生の指示が、子どもたち全体に通っている。

そして、子どもたちが、友だちの発言を聴いている。

 

ここまで持ってくるのは、なかなかのものである。

 

そこまで育っていても、

教科の目標に向かっていくのは、難しい。

授業の入り口で絞らないと、話し合い上手な子どもたちは、

相手の言葉を活かそうとしようとするから、

かえって、まとめきれなくなる。

 

入り口が大事だ。

 

研究授業を見ると、

学べることがたくさんある。

 

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