神戸の夜

Posted By on 2012年2月21日

「ぼくらは、勝手におしかけたおじゃま虫だから、

絶対に気を遣ったらだめですよ。」

那須先生が、そうおっしゃった。

 

神奈川と東京から、わざわざ

僕と話すためだけに来てくださったお二人。

 

小林さんとお二人で、僕の話をじっくりと聞いてくださった。

 

お二人の体験も、うかがった。

「だから、多賀君の気持ちが、ほんとによく分かるんだよなあ。」

 

そう言ってくださるだけで、心がすうっとしてくる。

胸が熱くなる。

 

小林さんの優しさ。

那須先生のあたたかさ。

 

年上でも、僕にとっては盟友である小林聖心の森本さんも合流して、

静かに語り合った。

 

人は、人と出会って、初めて人間となりうる。

 

そう思う一夜であった。

 

 

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