人げんせいをうたがう

Posted By on 2012年1月12日

福知山動物えんのサル山に花火がたくさん投げ込まれた。

5人の人間が楽しそうに花火を投げ込む映像が映っていた。

 

心が傷む行為だ。

 

人間性が感じられない。

非人道的だ。

 

そんなコメントがあった。

 

いやいや。

人間しか、そんなことはしない。

食餌の目的もなく、他の動物をいたぶるのは、人間に特有の行為だ。

 

熊が集団でサル山に岩をなげつけるだろうか。

ネコがつかまえたネズミをいたぶるのは見たことはあるが、

最後は、食べる。

 

人間は、他者を、動物でも大切にあつかう。

それは「愛」である。

虐待もする、自分の子どもでも。

 

それが人間だ。

 

どちらでも選択のできる生き物だということだ。

 

だから、教育の力がいる。

「愛」のある行為を大切にする、選択できる人間を育てるために。

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