友達づくりにあせらないこと

Posted By on 2023年8月27日

友達は必要です。
人は一人では生きていけませんから。友達がいないと思っている子どもは、あまり幸せではありません。
 学校で個人懇談していてよく聞かれることが、
「うちの子どもの友達関係はどうですか?」
ということです。
 しかし、友達づくりにあせる必要はないんです、低学年で友達がいないからといって、不安にならなくてもいい。 
まだ、友達には出会えていないんだくらいに考えた方がいいですよ。
 でも、高学年になっても友達のいない子どもは、まちがいなく学校生活がしんどくなります。
 
 低学年の子どもたちは、友情とか親友とか、そういう高度なことは理解できません。
単なる仲良しのことを「親友」だなんて言います。
 低学年で「親友」なんてあるはずがないでしょ。
 ちょっと親しくなったら「親友だ」なんて言われたら、
いきなり距離を縮めてこられるのですから、うっとおしく感じます。
 子ども同士の関係に保護者がからむとろくなことはありません。
けんかや意地悪があっても、ちょっと長い目で見た方がいいんです。
 この時期の子どもたちは、まだ傷つけられても、忘れてしまえることも多いのです。
子どもだけならですよ。

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