子どもはあたためよう

Posted By on 2019年2月11日

子どもに対して躾と称しての暴力が後を絶たない。
暴言、放置、虐待。
これは実は、今に始まったことではない。
昔はそれらが正当化されていたことと
子どもの耐性が強かっただけに他ならない。
『巨人の星』の星一徹は
今なら逮捕されるレベルのDV親父だ。
当時の社会は成果が上がれば
それらは全て「愛の鞭」として容認されていた
いや。
賞賛されていた。
この呪縛から抜け出せていない。
明石市の市長の擁護が後を絶たないのは、その典型だ。
結果と目的が良ければ手段は少しくらい悪くてもいいじゃないか、という言質。
これが未だに教育現場や家庭教育でもときどき力を発揮する。
もう、止めないか、こんなこと。

子どもには冷水を浴びせるものではない。
あたためて愛に包んで育てるべきだ。
躾するなら、親や教師みずからも美しく教育すべきだ。
「躾」とは「身を美しく」することだ。
暴言や暴行は美しくない。

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