若手の成長
Posted By taga on 2016年1月12日
今、僕の仕事の中心は、教師教育。
つまり先生方の育つ手助けをすること。
この難しさはどこにあるかというと、
最終的に人が育つかどうかは、
個人責任だということ。
そこは、手出しできない。
長岡弘樹の『教場』は
珍しい警察学校をテーマにした小説。
ここでは、篩いにかけられる。
覚悟を決めた人間しかものにならないから。
すさまじい世界を描く。
教師にもそういう一面はある。
ただ、違うのは、
対象が事件ではなく、
子どもたちだというだけ。
僕は篩にはかけない。
自ら階段を上るための技術と気力を示すだけ。
Comments